
いつもは、何気なく歩いていたり、走ったりしてい
ますが、その時使うのが脚です。
脚でも特に、膝に不安をかかえる方も多いようです。
膝は、肘関節と同様に中間関節と呼ばれ、股関節と
足関節の調整をしています。
と言うことは、股関節や足関節の影響を受けやすい
ことになります。
そこで、足の使い方について考えてみましょう。
あなたの足の使い方は大丈夫でしょうか?
正しい使い方で、膝に負担をかけないようチェック
しましょう。
【脚関節のアライメント】脚関節のアライメントを見てみると、構造的に違い
があります。
【О脚・X脚】両足を揃えて立った姿勢で、膝の位置を見た場合に
両膝が、指2本以上離れている場合をО脚 (内反膝)
と言います。
反対に、両膝は揃っているが、内くるぶしが指2本
以上離れている場合をX脚(外反膝)と呼ばれます。
【内反膝】内反膝(O脚)は日本人に特に多く見られ、膝関節
の内側にストレスが掛かります。
その結果、内側の軟骨がすり減りやすくなります。
その逆の側には、靭帯が引き伸ばされることで痛み
が出ることもあります。
【外反膝】外反膝(X脚)は欧米人に多く、膝関節の外側にスト
レスが掛かり、内側に隙間ができる分靭帯が伸ばされ
痛みが出やすくなります。

【内股 ガニ股は膝痛のもと】
膝のアライメントに注意しましょう!
足先だけを外側や内側に向けると、膝や足関節に負担
がかかります。
常に膝頭が、足の人差し指の方に向いているよう意識
しましょう。
すると、膝にかかる力が均等になり、膝関節の一部に
負担がかかるのを防ぎ膝が安定します。
膝は、ひねりにとても弱いので、膝とつま先を同じ向
きにして運動することが大切です。
そして、膝を曲げる場合の膝と足首の位置にも注意が
必要です。
膝が足首より大きく前に出てしまうと、膝関節に負担
がかかるので、膝に何らかの問題がある場合は、膝が
足首より前に出ないようにしましょう。
「歩く」「走」「スクワット」 などの運動をする場合
は常に膝とつま先の方向が、 同じ向きにあるこことを
チェックしましょう。

【腿の筋肉をストレッチしましょう】
腿の前(大腿四頭筋)後ろ(ハムストリングス)の
筋肉が硬くなると、膝が痛くなる場合があります。
また 腰の横(中臀筋など)の筋肉も影響しますから
ストレッチを心掛ける事も大切です。

【筋力をつけましょう】筋力が弱いと、支える力が十分に働かないので腰ま
わりを含め、脚の筋肉の強化が必要です。
日本人に多いO脚気味の方は、内転筋群のトレーニ
ングをしましょう。
【おススメのマシン】◎レッグカール 大腿四頭筋・ハムストリングス
◎コンパス 内転筋・中殿筋・外側広筋・腸脛靭帯
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普段の生活でも、運動をする場合でも、自分の脚が
どういう状態かを知ることも大事です。
鏡の前に真っすぐ立って、自分の脚のアライメント
を確認してみましょう。
関節を痛めないためにも、きれいな脚のラインのた
めにも正しく足を使いましょう。
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