フィットプラスでは、ダンスのクラスを毎週開催して
いますが、今日はレッスンエクササイズの中のプリエ
について考えてみましょう。
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ダンスの基本中の基本はプリエです!
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この、プリエからステップが始まり、ジャンプがあり
ターンが回れます。バレエに限らず、ダンスには欠か
せないエクササイズの一つです。
「ダンスはプリエに始まりプリエに終わる」と言われ
るくらいです。
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正しいプリエを覚えましょう
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1.重心は両足に均等に乗せ、足の裏全体でしっかり
床を踏み、その状態を維持しながら膝を曲げてい
きましょう。
2.膝が深く曲がってくると、踵が上がってきますが
なるべく踵が上がらないようにしっかり足の裏で
床を押しましょう。
3.プリエをする時、脊柱は垂直を保ち膝を曲げる時
と伸ばす時は、動きを止めず同じテンポで行いま
しょう。
(曲げる1,2,3,4 伸ばす1,2,3,4)
4.常に脚の付け根からターンアウトして膝とつま先
が同じ向きにあるようにしましょう。
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プリエの種類
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「プリエ」には、「デミプリエ」と「グランプリエ」
があります。
「デミプリエ」は、踵が上がらないところまでで膝を
しっかり曲げます。そこからもっと膝を深く曲げてい
くと、かかとが床から離れますが、これが「グランプ
リエ」になります。
プリエは、しゃがむのではありません。腿とふくらは
ぎがくっついたり、骨盤が前傾したりしないよう腿の
筋肉をしっかり使いながら戻していきます。
グランプリエで戻す時は、踵を先に床につけるように
意識しましょう。
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各ポジションによるプリエ
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バレエでは1番、2番、3番、4番、5番でのプリエがあ
ります。
1番と3番、4番は、デミプリエでもグランプリエでも
同じですが、2番ポジションの場合は少し違います。
2番ポジションでのグランプリエは、かかとは絶対あげ
ません。1番深いところでも、骨盤の位置は膝の高さま
ででそれ以上は曲げません。
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よくやりがちな誤り
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プリエのスタートとフィニッシュが正しくないと何度
もその姿勢を繰り返すうちに、習慣的に正しくない
ポジションが身についてしまいます。
その中で1番やりがちな間違いは、腰椎が前に倒れる
ことです。骨盤が前傾すると姿勢(上体)も前傾して
しまいます。
この原因としては、股関節の柔軟性が足りないことで
股関節の外旋が妨げられているためです。股関節のス
トレッチをていねいにおこないましょう。
また膝が内側に入ってしまうと、膝にねじれが生じて
しまうので、膝は外に押し出すようにしましょう。
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プリエがもたらす効果
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ダンスをやっていない方にも、お勧めしたいプリエの
効果は…筋肉の弾力性、柔軟性が養われ内腿が強化さ
れます。
単にひざを曲げる動きではないので、上半身の筋肉も
引き締まり姿勢がよくなります。
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家でできる練習方法
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レッスンだけではなく、ご自分の家でも練習してみま
しょう。そんな時におススメなのが、キッチンやリビ
ング!での練習です。
キッチンなら、流しのふちなどをバーの代わりにして
リビングだったら、テーブルやイスの背もたれ部分を
バーの代わりにして手を軽く添え、プリエの動きを試
してみましょう。
自分のできていないところを、しっかり直しながら正
しいプリエを身につけるよう、何回もやってみてくだ
さい。
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最後に
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一言でプリエと言っても、その中にはたくさんの気を
付けないといけない要素が入っています。
単にひざを曲げるだけなら、筋肉も強化されず関節の
運動になってしまいます。
プリエに含まれる多くの意味を確認しながら、正しい
プリエを身につけていきましょう。
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バレエレッスンでは、バーレッスンでこのプリエから
始まります。
フィットプラスでのダンスレッスンは、ジャズなので
バーは使わずにこのエクササイズをします。
つまりバーが無い分より身体の軸の意識をしっかり持
たないと軸がぶれやすくなります。
ダンスの基本であるプリエを大切に!
自分の身体と向き合い!
確認しながら!
自分の身体をコントロールし!
正しい身体の使い方を筋肉にインプットしましょう。
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