一昔前に比べ、今はだれでも気軽にダンスを習うこと
ができるようになりました。
ダンススクールでダンスを習っている人、フィットネ
スクラブでダンスプログラムを受けている人、サーク
ルで仲間と踊っている人…等々
ダンスを踊っている方なら、皆さん”上手になりたい”
と思っているのではないでしょうか?
そのダンスの中で、基本のアイソレーションがしっか
りできているかどうかで、ダンスの質が違ってきます。
今回は、そのアイソレーションがテーマです。
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アイソレーションの必要性
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人間の身体は
頭・肩・胸・腰・脚・腕などのパーツ
の組み合わせでできています。
普段の生活では 身体を部分で動かそうという意識は
ないですし またその必要性もありませんね。
しかしダンスでは、この身体の各パーツを単独で部位
別に動かすことで、身体でリズムを表現したりダンス
にアクセントをつけたりと表現の多様性が生まれます。
ダンスは、身体を使って表現するものですから、この
アイソレーションをしっかり自分のものにすることで
ダンスの表現力もアップしていきます。
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アイソレーションを覚えよう
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では、実際に各部分がどのような動きをするか確認し
てみましょう。普段は無意識な身体の動きも、実は様
々な動きが可能なんです。
コツとしては…各パーツを動かす時に、他の部分が動
かないようしっかり固定します。そして、鏡を見なが
ら意識を集中して練習しましょう。
なぜ骨格の絵を載せたかというと、動かすのは筋肉で
すが、骨格を意識しながら動かすことが大切です。
つまり、骨格を動かすために筋肉を使っているの…と
私は考えています。
皆さんも ぜひこの骨格を意識しながら アイソレー
ションを練習してみて下さい。
『首』主な動き…前後・左右・平行・回転など
◎前後の動きは…頭が前後に倒れます。
◎左右の動きは…横に頭が倒れます。
◎平行の動きは…頭自体が真っ直ぐの状態で前後右に
動きます。
◎回転の動きは…頭が円を描くように動きます。
『肩』
主な動き…前後・回転・ひねりなど
◎前後の動きは…1度肩をアップしてから回しながら
前や後ろにおろしていきます。
◎回転の動きは…前から上を通り後ろから下へ円を描
くように前からと後ろからと回して
いきます。
『胸』主な動き…前後・左右・回転
◎前後の動きは…胸を前に突き出し後ろに肋骨を押し
込むようにします。
◎左右の動きは…中心から平行に左右に肋骨を移動し
ます。
◎回転の動きは…前から横そして後ろから反対側の横
と胸で円を平行に描くように回して
いきます。
『腰』主な動き…前後・左右・回転など
◎前後の動きは…骨盤(尾骨)を前に押し上げるよう
にして後ろは反対に骨盤(尾骨)を
後ろに押し上げるように動かす。
◎左右の動きは…骨盤を横に押し上げるように左右に
大きく動かしましょう。
◎回転の動きは…前後左右の動きをつなげるよう大き
く回していきましょう。
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アイソレーションをやってみよう
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3つのポイント
①アイソレーションを練習する場合は、最大の可動域
を意識しましょう。
人が見て何をやっているか、わからなければ意味が
ありませんね。そして他の部分が動かないように注
意しましょう。
②肩・胸・腰の場合、頭の位置がぶれないように行う。
それぞれのパーツが、上手く動かせるようになった
ら肩と腰などを組み合わせてやってみましょう。
③あとは、コツコツ何度も練習する事です。
鏡を見て行うことは必修です。
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体の機能改善にも有効
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アイソレーションを練習することで、ダンスの表現の
幅が広がります。
ダンスを踊るうえで重要な要素ですから、レッスンの
中でしっかり練習していきましょう。
またフィットネスとして考えても、この各部位の回旋
運動などは、機能改善や調整にとても良い運動となり
ますよ。
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サーキットトレーニング「フィットプラス三鷹駅前店」
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