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先日フィットプラスメンバーの方が、筑紫舞(ツクシ
マイ)を神社で舞うということで、聖蹟桜ヶ丘にある
小野神社に出かけてきました。
「筑紫舞」とは初めて聞く名称でしたが、事前に少し
調べてみました。
【筑紫舞】
傀儡(クグツ)と言う一族によって伝えられてきた
神事芸能で、続日本記(731年)にもその存在が記録
されている。
神舞(神様に捧げる)と、くぐつ舞(祭礼の時に神社
境内で人々に見せる)に分類され伝承されてきた。
その特徴は…
*すり足の歩き方
*床をトントンと踏む
*回転する
…等、独特な動きがあります。
これらは神に近づく技とも言われていて、舞と踊りの
要素を確立している。
足づかいについても「ルソン足」「砂けり」「水けり」
「砂けり」などがある。
また、その振りや所作の全てが、お祓いとしての意味
を持ち、人々の穢れを受け、それを神様にお渡しする
ことで、これを祓う意味を持つそうです。
舞の中には、かかとを床につけて、つま先を上げると
いうダンスでいうフレックスの形もあり、興味をそそ
られました。
驚いたのが、飛ぶように回転する動きです。
膝が曲がった状態で回転する動きは、この時初めて
見ましたが、この技はそれなりの体幹力と修練が必要
と思われます。
これを見ながら、バレエでジャンプしながら回転する
動きを思い浮かべました。
筑紫舞とバレエでのジャンプの違いは、体の軸の位置
が違うようです。
<重心の位置の違い>
筑紫舞は、重心が低く膝が曲がった状態で回転して
いましたが、これは重心が低い位置にあります。
バレエやジャズでは、基本プリエから脚が伸びて重心
をより高い位置に引き上げて回転します。
日本には「丹田」という言葉があります。
あなたも聞いたことがあると思いますが、おへその下
三寸に位置していて、日本の舞や座禅でも、また武術
でも、この丹田に意識を持つことが大切と言われて
います。
バレエなどの洋舞の場合は、おへそよりもっと上の
胸のあたりにあると考えます。
つまり、和の舞と洋の舞の違いは、重心の位置の違い
ということがわかります。
この違いは、生活様式の違いから、人種独特の体型や
動きか生み出されてきた結果ではないでしょうか。
農耕民族の日本人は、腰が低いですものね!
<日本の舞>
<神や精霊に捧げる>
私自身は、洋舞であるジャズやバレエと関わってきま
したが、「舞う」「踊る」ということの、成り立ちを
探っていくと、各国にあるダンスの歴史と共通する
ものがあります。
古代エジプトでもシャーマン(巫女)がいて、ダンス
は神に捧げられていましたし、ハワイの「フラ」も
神に捧げる神聖な踊りでした。
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