皆さん骨折の経験はありますか?
普段でも、松葉杖で歩いている人を見かけることが
ありますが、階段などの段差は大変そうです。
骨折と聞くと、事故とかスポーツでの骨折を思い浮
かべますが、日常生活で骨折する方も多いようです。
例えば、
◎段差で転んで手を骨折、
◎自転車から落ちて肩を骨折、
◎カーペットに足をとられて転倒して膝を骨折
など。
緊張感がフッと途切れた瞬間や、注意力が散漫な時
などに起こしやすいようです。
特に注意したいのが高齢者の骨折です。筋力が弱っ
ていたり、骨ももろくなっていると転びやすく骨折
しても直りが遅いからです。
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骨折
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骨折とは、簡単に言えば骨が壊れることですね。
骨にヒビが入るのも骨折、骨の一部が欠けたり陥没
した場合も骨折です。
また、スポーツなどで、弱い力でも繰り返し同じ場
所に力がかかり続けると、疲労骨折をおこしますね。
骨折した場合は、痛み、腫れ、皮膚の変色などの症
状がでます。ただし、骨折と単なる打撲や関節脱臼
でも似たような症状が出るので注意が必要です。
自己判断ではなく、整形外科での診断を受けた方が
安心です。
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健康な骨とは骨質が関係しているーーーーーーーーーーーーーー
骨の強さは、「
骨密度」だけで決まるわけではない。
重要なのが、「
骨質」です。
骨密度+骨質=健康な骨(骨の強さ)皆さん骨といえば、骨密度の数字で強いか弱いかを
判断しがちです。しかし、骨密度が低くなくても質
が悪いと骨折しやすい状態にあるということです。
つまり、骨の質自体が悪いと、骨折する可能性は高
くなってしまうのです。
<骨折しやすくなる原因>
◎加齢(歳とともに骨密度は徐々に低下)
◎運動不足(骨に負荷をかけることで強くなる)
◎栄養不足(骨はタンパク質からできています)
<骨の質を維持するためには>
◎食生活の改善
◎適度な運動
骨質は、年齢とともに低下します。
これはある程度避けられないことですが、食事の質
や運動不足などの生活習慣が、骨質の低下を加速し
てしまいます。
栄養と運動、これらが満たされていれば、年齢にか
かわらず、骨の質の維持に有効となります。
●食生活の改善
骨といえば、すぐカルシウムと思いますが、健康な
骨はカルシウムと骨タンパク質で決まります。
骨はたんぱく質の繊維で作られ、そこにリン酸カル
シウムが沈着することでできています。
以前のブログでも書きましたが、人の体を構成する
もとになるのがタンパク質です。骨も再生と分解を
繰り返していますから、たんぱく質の不足は、骨の
質にも影響しますね。
コラーゲンというたんぱく質は、年齢とともに減少
し、さらにビタミンD・ビタミンK・葉酸などが不足
すると骨量や骨質の劣化となります。
骨質を維持するためにも栄養素の摂取は大切です。
●
適度な運動運動は、骨に負荷をかけることで、骨量を増やすこ
とができます。筋肉量の減少を防ぎ、骨や関節を守
ります。
運動で、骨にかかる力が大きいほど骨は強化されま
すが無理な運動は反対に体を痛めてしまいます。
できる範囲で、運動を習慣にしましょう。
ジョギングやジムでのマシントレーニング、ダンベ
ルを用いたトレーニング、スクワットなども筋肉や
骨に負荷をかけるので、有効なトレーニングです。
柔らかく、しなやかであった骨も、老化によって徐
々にしなやかさが失われ、もろくなります。
健康な骨を維持するために、できることを実行して
強く質の良い骨を作っていきましょう。何より骨密
度だけではなく、骨質の維持が大切です。
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