「運動してるのに、体重がぜんぜん減らない!」と
先日、フィットプラスのメンバーの方からこんな話
を聞きました。
その方は、入会して4ヶ月ほど経った方ですが、トレ
ーニングには、週3回~4回いらしています。
トレーニングの量としては、けっして少なくない回
数です。もちろん運動を始めた理由は「体重を落と
したい」です。
多くの方は「体重を落としたい」「痩せたい」が運
動に求める結果でしょう。
しかし、運動を始めたことで体重に変化がある方も
いれば、あまり変化のない方もいるのは事実です。
ではなぜ、このような違いがでるのでしょう。その
前に基本的なことを考えてみましょう。
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体重に占める体脂肪量の確認
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減量したいと思っている方は、先ず体重計で体重を
測りますね。体重を構成するものには、以下のもの
があります。
◎体水分(血液など)
◎骨格
◎組織(内臓など)
◎筋肉
◎体脂肪
体重の数字で、一番誤解が多いのが「体重が多いか
ら太っている」ということです。
しかし、スポーツ選手やボディビルダーなどのよう
に筋肉量が多ければ体重は重くなりますが、だから
といって肥満とは言えません。
反対に体重の数字が少なくても、筋肉量が少なけれ
ば体脂肪率は高くなります。
*30歳以上の女性の場合、体脂肪率31%以上は肥満
とみなされます。
体重計に乗ったら、体重の数字だけではなく体脂肪
率を確認しましょう。減量の成果とは「体重に占め
る体脂肪を減らす」ことです。
余分な体脂肪の蓄積は、プロポーションにも大きく
影響します。
そこで、体脂肪が多い場合は、体脂肪を減らす必要
があります。体脂肪を減らすためには運動でしょう!
と皆さんジムに通って運動をスタートします。
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運動による減量
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皆さんが求める運動による成果は、「体重を減らし
て締まったボディラインを手に入れたい」でしょう。
運動の目的をカロリー消費にすると、あまり意味が
ありません。というか非効率的です。
運動には、体脂肪を燃焼させ体脂肪率を下げる効果
と筋肉を引締めて健康で美しい身体を作る、の両方
の効果があるのは確かです。
運動を始めて、頑張っているのに一向に体重が減ら
ないという方は、減らない理由があるはずです。
次のようなことに思い当たることはありませんか?
◎運動の後お腹が空いて菓子パンなど食べてしまう。
◎運動しているから安心と甘いものを食べてしまう。
◎普段からの食生活を変えていない(食べ過ぎ)。
◎運動は気が向いた時だけ。
以上はよくやりがちなことですが、多くは食事に関
することです。
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考えなければならないことは、運動で消費するカロ
リーと、摂取する食品のカロリーバランスです。
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例えば、サーキットトレーニングの場合で考えてみ
ましょう。
*40代の女性(体重50㎏として)約250カロリー
*男性で約300カロリー
程度の消費カロリーでしょう。
(ただし、サーキットトレーニングのやり方で消費
されるカロリーに違いはあります)
1回のサーキットトレーニングを実施して、その後
に小腹がすいたからと、つい菓子パン1個食べたら
どうでしょう。
*運動での消費カロリー ➡ 250カロリー
*菓子パン1個のカロリー ➡ 500カロリー
その差は、250カロリーオーバーとなってしまい
ます。これでは、痩せないのは当然です。
体脂肪を減らしたいと考えるなら、より消費する
カロリーを増やさないと、体脂肪は減りませんね。
もし皆さんが毎日、ある程度強度のある運動を何時
間も継続してできるなら、相当な消費カロリーで痩
せることは可能でしょう。
しかし、プロスポーツ選手ではないのでそれは無理
な話ですね。何しろ、7,200カロリー消費してやっ
と1kg体脂肪が減るのですから。
30分のサーキットトレーニングを、30回近くやって
やっと消費されるカロリーです。
運動の効果は、体脂肪の減少に限らず、他にも多く
のメリットがあります。
しかし、体脂肪を減らしたいなら、摂取カロリーを
管理することも考えないと「運動しても痩せない」
になってしまいます。
これからは、食欲の秋を迎えます。
皆さんも、食欲に負けないようしっかり自己管理
をしながら、運動を継続していきましょう。
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