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筋肉の知識を得てトレーニングするとダイエットや健康寿命にメリットがある

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健康志向の高まりで、皆さんも「筋肉」という言葉を
多く見聞きすることでしょう。

ロコモ予防やダイエットには、運動して「筋肉」をつ
けましょうと言われていますが、今回はその「筋肉」
について少し詳しく見ていきましょう。

体重の約40%は、筋肉(骨格筋)と言われています。
そして筋肉は、体を動かすこと以外にも健康を維持す
るために重要な役目をすることも最近分かってきたの
です。

筋肉についての正しい知識を得て、トレーニングする
ことで、プロポーションがよくなったり健康上の効果
を手に入れることができるでしょう。


【遅筋と速筋のちがい】

筋肉を構成する筋繊維には、瞬発力は弱いが持久性が
高い「遅筋」と、反対に瞬発力があるが持久力に乏し
い「速筋」があります。

筋繊維の違いは色にもあります。「遅筋繊維」はミオ
グロビンという色素タンパク質の量が多いので赤みが
強く「赤筋」とも呼ばれています。

日常生活での動きは、息が上がるようなことは無いで
すね!つまり、わりあい強度が低いので「赤筋」が多
く使われています。

「速筋繊維」はミオグロビンの量が少ないため、白く
みえることから「白筋」とも呼ばれています。

重い荷物を持ち上げたり、階段を駆け上がったりする
場合は「速筋」が必要になります。

この2つの筋繊維の他に中間的な筋繊維もあって「ピ
ンク筋」と呼ばれています。

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これをスポーツの種類でみると
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持久的な力を必要とするマラソンランナーは、この
「遅筋」繊維が多いことが知られています。

また、瞬発的なパワーを必要とするスプリンターなど
は「速筋」繊維が多いのです。

この筋繊維の割合は、遺伝によってある程度決まると
いわれていますが、成長過程での環境要因によって少
なからず影響があるともされています。

一般の人は「遅筋」と「速筋」が、半々の割合で混ざ
っています。スポーツ選手と違って、一般の方はどち
らの筋繊維が多いか少ないかではなく、「速筋」と
「遅筋」の両方の筋繊維をバランスよく鍛えていくこ
とが理想でしょう。

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【筋繊維の数】

筋繊維の数にもかなり個人差があります。筋繊維の数
が多い人は、トレーニングをすることによって、筋肥
大しやすいと言えるでしょう。

しかし、心配はいりません!トレーニングを長い期間
(長年)継続すると少しづつ筋繊維は増えていきます。

また、マッスルメモリーと言って、途中でトレーニン
グをしない時期があり、筋繊維が細くなってもトレー
ニングを再開すれば、早く元に戻る傾向があります。
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【筋肉量を増やすには】

では、「筋肉量」を増やすためにはどうすればよいで
しょうか?

筋肉は筋繊維でできているので、筋繊維が太くなるこ
とで筋肉量は増えるわけです。ここで重要なポイント
は、「速筋」を充分に鍛えることです。

わかりやすい例で言えば、ダンベルトレーニングです。
軽めのダンベルで、回数を多くできる負荷だと「筋持
久力」の向上になります。

反対に重めのダンベルで、ある程度の回数を行った場
合は「筋力や筋肉量」のアップになります。

男性でも女性でも、4回以上続けられないような負荷
で行うことは無いでしょうが、「速筋」を鍛えて筋肉
量を増やすためには、ある程度の負荷をかける必要が
あります。

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【健康寿命にも影響する筋肉】

定期的な運動は、ガンや心疾患などの予防、脳機能の
改善そして、免疫の強化など多くの健康上のメリット
があります。

それに加え最近の研究では、筋肉から分泌される物質
の「マイオカイン」に、脂肪の分解を促進するものや
大腸ガンの発症を抑える物質が確認されています。

つまり、筋肉量が多い人は「健康寿命」を延ばすと言
えるでしょう。


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速筋繊維と遅筋繊維は、よく魚で例えられます。
マグロなどの回遊魚は常に泳ぎ続けるので、遅筋繊維
が多い赤身で、ヒラメはじっとしていて、餌をとる時
だけ俊敏に動くので速筋繊維で白身と、同じ魚でも大
きな違いがあります。

普段からジョギングなどの持久力のためのトレーニング
ばかりでは、片手落ちと言えるでしょう。筋力トレーニ
ングを合わせて行うことも大切です。

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